推しのための人生

飽き性なオタクが飽きなかった話

明日がくることの幸せ。

例えば明日、世界が終わってしまうなら

どうする?

在り来りな質問にいつだって悩まされる。

いつも通り過ごしたり、

好きなことをしたり、

何処か違う星に逃げたり、

どうするかなんて、実際に起きなきゃ

分からない。

そんな事を思っていた。

 

最近は地震が多く、テレビでは

大きな地震が近いうちにくるよと

言われることが増えた。

 

こわい。

 

小さい頃私は東日本大震災を経験した。

その時私は体育館にいた。そして、

最初は小さな揺れだった。でも

収まらない揺れ。

あの時の事を今でも覚えている。

逃げた校庭、波打つ地面。

とてもじゃないけど普通に走れなかった。

いつも泣かない人も、その時ばかりは

泣いていた。

私はなぜか泣かなかった。

別に怖くも無かったと思う。

 

でも今は、とてもこわい。

携帯から流れるあの音も、

テレビから流れるあの音も、

その後から少しずつトラウマになって

今はとてもじゃないけど

正気を保てないくらい

不安になって泣いてしまう。

 

 

めせもあに出会って、

素敵なオタクに出会えて、

一生この界隈で生きていたいと思った。

 

明日が来ないなら、

大きな会場で、大好きな人達に囲まれながら、

9人の歌声を聴きながら眠りたい。

幸せな人生だったと謳歌しながら

眠りにつきたい。

そんな事を考えながら

生きている。

 

✎𓂃𓈒𓏸2021.12.20𓂃◌𓈒𓐍

 

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きっと、ずっとねを初めて聴いたとき、

歌詞に心を打たれたのだけれど、

 

「今日が終わるよ ほら明日がくるよ」

「そんな当たり前に小さな幸せ」

 

明日が来ることは当たり前じゃないんだな。

 

遠い国では未だに戦争をしていて、

今日を生きるのが精一杯で。

もしかしたら、突然倒れて

急死するかもしれないし。(物騒)

事故にあってしまうかもしれないし。

「明日」がくるって幸せなことなんだ、って

この曲を通して重みを感じた。

ああ。