推しのための人生

飽き性なオタクが飽きなかった話

推しの言葉で世界が変わったはなし

 

人に何かを伝えるのってとても難しい。

言葉でも、文章でも、ある人には伝わって、

ある人には伝わらないことなんて

たくさんあって、難解な生物だなと思う。

 

私の推しは、なるべく誰にでも伝わるような

話し方をする。話すテンポも言葉選びも、

難しい言葉が分からない自分は

とても推しの話し方が好きで、

きちんと推しの言葉が心に入ってきて、

その言葉達が糧になっている。

 

私は何度か直接推しとお話した事があって、

『顔は覚えられるけど、名前は覚えられない』

という話をした事がある。

オタクからすれば推しから覚えて

もらえること、「認知」はとても嬉しいと

思う。例えばそれが、オタク側から

絶対覚えて!っと言ったわけではなく、

推しが「良く来てくれるから覚えた」

としたら、凄く嬉しいと思う。

 

推しの言葉を聞いて何ヶ月か経った今、

自分は接客業をしていて、

しかも常連のお客さんが結構来る。

なるべく名前と顔を覚えて、

そしていつも頼むものを覚えるようにした。

覚えることは当たり前なようで、

当たり前じゃない。

何処まで覚えるかによると思うが、

推しの言葉を聞いてから、

覚えてたら嬉しいかなって

思うような事がたくさん増えて、

推しの言葉が自分の中で「生きてる」

と感じるようになった。

 

まだまだ直接会えない日々は続く。

イベントが延期になってしまった日から

今日まで、

1度もモチベが下がることはなく、

飽き性な私が、飽きなかった。

本当に素晴らしい推しで、

グループで、会社。最高。

 

一生、推す以外の選択肢は無いようだ。

 

2020年10月20日⇒2021年12月3日 訂正